カメラが壊れた
以前良く壊れたカメラのことをブログに書いたが、ついに本命のカメラが壊れた。
手に入れてから約二年間、一番よく連れ回したカメラ。
このカメラのお陰で、興味のなかったモノクロ写真撮影の楽しさを知るようになり、沢山のフィルムを通した。
先月8月、とても砂が細かい綺麗な浜を歩いていた。
向こうからこっちへ、合宿をしている高校生が通り、すれ違いざまに「こんにちは」と爽やかな挨拶をした。
心地よい風が吹き、砂がフワッと舞った。
TVSを構えて半押しすると
ジジジ、、、
ジジ、、
最後にシュンとか細い音を立て、レンズカバーを半開きにしたまま電源が落ちた。
細かい砂はしっかりとカメラの内部に入り込んでいた。
最後に通したフィルムは珍しくカラーネガ。
そこんとこちょっとだけ後悔している。
あんなにモノクロフィルムばっかりだったのに。
後日、現像した写真には痛々しい傷が残っていた。