現像失敗の話
2018年 9月頃 各所にて撮影
CANON EOS KISS5, ILFORD DELTA100
CANON EOS KISS5, ILFORD DELTA100
CANON EOS KISS5, ILFORD DELTA100
CANON EOS KISS5, ILFORD DELTA100
CANON EOS KISS5, ILFORD DELTA100
CANON EOS KISS5, ILFORD DELTA100
その日、いつものように一杯やりながらモノクロネガフィルムの現像を始めた。
いくつかの行程を進めたのち突然睡魔に襲われた。
ハッと起きると手元には現像タンク。朦朧としながらも何故かあとは水洗だけだと思い蓋を開けた。
するとタンクの中には見たこともない白い石のようなフィルムが巻きついたリール。よせばいいのに取り出して触ったらザラザラしていた。
タンクに戻し何かしらの薬液を入れひたすらタンクを振った。
次に記憶があるのは翌朝、風呂場のフィルムを見に行った時。
去年の10月。初めての大きな現像失敗。
失敗は悲しかったが、スキャンして見えてきた景色は意外に楽しいものだった。
嬉しかったのはSNSにアップしたらコメントをいただけたこと。
またその後お会いした方にも話題にしていただけたこと。
このフィルムも写真も存在した価値があった。
フィルム写真は楽しい。
そんな失敗の話。
開花の話とシダレザクラ
2019年 3月22日 朝
SONY α7II, EF70-200mm F4L IS II USM
SONY α7II, EF70-200mm F4L IS II USM
SONY α7II, EF70-200mm F4L IS II USM
SONY α7II, EF70-200mm F4L IS II USM
今朝の散歩。
例年訪れているお寺のシダレザクラの様子。
シダレザクラの種類はいくつか違ったものを見かけるが大体三種類として観察している。
・シダレザクラ(一重で色の薄いもの)
・ベニシダレ(一重で色の濃いもの)
・ヤエベニシダレ(八重で色の濃いもの)
特に色が薄く一重のシダレザクラが好きで、この花はソメイヨシノに劣らぬ魅力的な桜だと感じている。
その花が大体三分咲きくらい。
年により開花時期のズレはあるが、概ねソメイヨシノより数日前に咲き始める印象。
遅れてソメイヨシノと同じくらいにベニシダレ。
さらに遅れてヤエベニシダレ。
何しろ困るのはソメイヨシノの開花と時期が重なること。
これから2週間ほど、一年で一番忙しく楽しい花観察の季節が訪れる。
【昨年のシダレザクラ】